*2.第一の事例
**2.1 「夜明け前」? / 動かない図 -「問い」は? -「答え」は? ** 「静的な見方」でいえば,「どういう学び」として位置づけることができるでしょう。 - 「知識」あるいは「その応用」として分析するなら... - 教科書などでは,「どういう指導上の工夫」をしているでしょう -- それは,「どういう学び」を想定しているのでしょう。 ** 「静的な見方」に基づくとしても,この素材は,いろいろな「発展の可能性」がある問題です。 - みなさんにとっては,「どう見えますか」。この問題。 ** 「そのよさ」を他の人に伝えることはできますか? - どういう言葉で表現するといいのでしょう。 - 伝える上での「支障」はありますか? - その「障害を少しでも緩和する」のに,どんな方法がありますか? ----- ** 2.2 模擬授業で,取り組んでみよう。 *** 出発点 #00001-test-01 - 上の図をクリックしましょう。 - 「緑の点」を動かしてください。 - どんなことに気づきますか? *** 問いの明確化 - きっと,「どんな図か」を解読してくれると思います。 - 「いろいろな場合を調べることができる」ことを実感してくれると思います。 - 「いろいろな場合をきちんと調べる」には,何をするといいでしょう。 - 「調べ方」や,「その記録の仕方」なども決めておく方がいいですよね。 - ここでは,「A4の白い紙」を配布し,その使い方をみなさんと決めることにしたいと思います。 -実際の授業だったら,きっと事前に用意したワークシートを使ったりするのだろうと思います。 *** 観察結果の発表・共有・議論 --「ここ」は文字通り,みなさんの力量あるいは,貢献が試されるところです。 --今日は,....どういう展開になるかな。 ----- - ここで明らかになることは,.....みなさんの「想定内」のことでしょうか。 - もし,「想定外」のことがあるとしたら,「誰かが知っていたけど,あなたが知らなかったことを教えてもらった」ということなのでしょうか。 - つまり,学生同士の関わり合いって,「知っている人が,知らない人に教える」という構図だけでしょうか。 *** 私にとって,「こういう様子を観察することが,研究活動の基本」 -一言でいえば,「人の行動のモニタリング」です。 -そこでの「制御可能な変数」としては,次のようなものがあります。 -- 発問 -- (与える)図 -- ワークシート -- 学生同士の関わり合いのための変数(配置,人数,....) -- 自由に調べさせる時間 -- 教師側の「発言」など「言語活動」 -- さらにいえば,「ソフトの設計の見直し」などの可能性もある。 -一方,観察している現象は多様なわけですが,それらを単に記述するだけではなく,「価値づけ」をするのが普通です。 -- そこに焦点を当てて,今日のプロセスを分析してみましょう。 ** 2.3 「GCを使った広大生の学び」の分析 - みんなで検討 - それらの中で,「この場の一過性だけではないもの」って,なんだろう。 **2.4 関連してすべきこと - 「類題」あるいは「探究のパターン」あるいは.... ** 2.5 動かして調べるためのTIPS *** キーボード便利 - 一定間隔で動く *** 格子点に束縛したいなら - アイコンあります。 *** Ctrl + A を押すと - 座標軸とか格子点とか(ローテーション) *** マルチタッチ - iPadなどであれば,タッチが使えるけど,複数の点を一緒に動かせる