*5.いろいろな作図 - 詳しいことは,下記をごらんください。 -@http://www.auemath.aichi-edu.ac.jp/teacher/iijima/gc_rc/construction_index.htm, 作図の手引き - ここでは,「いくつかの例」を示しておこうと思います。 **5.1 シンプルな図? |#00010-5-02| -教科書にもある代表的な図の一つ |#00009-5-01| -ちょっと工夫していますね -舞台裏を「消している」のです。 |#00011-5-03| - なんか中途ハンパ? |#00012-5-04| -これは,悪くないけど,..... **5.2 ちょっと変わった意図がある図 |#00013-5-10| **5.3 これは何? |#00014-5-11| |#00015-5-12| |#00016-5-13| **5.3 「作図」って何? -「古典的な作図」は,「定規とコンパス」による作図です。 -それって,「何?」ですか? -技術科で行うような「製図」の数学版でしょうか。正確にきれいに図をつくることが目的で,そのためのスキルの習得? -そもそも,「定規・コンパスでの作図」って,どれくらいしたことがありますか?今もしていますか?していないとしたら,それって,目的はなんでしょう。 -初等幾何学における作図は,「存在定理」でもあります。それをきちんと構成することができることを示すための論理であり,それが証明だと。 -これって,どう思いますか? |#00031-5-14| -私はこの図をつくりたいので,「角のn等分」という機能を実装しました。 -ある人にいわせれば「バカヤロー」でしょうね。「定規・コンパスでは角の3等分はできない」というのは有名なことですから。 -なぜ,私はこんな機能を実装したんでしょうね。 -そういう意味では,「外心」をボタン一つで,その点だけ作図できるというのも,「バカヤロー」かもしれません。 -なぜ,私はこんな機能を実装したんでしょうね。 ----- -私は,このソフトをつくる出発点では,「定規・コンパスの代替」も意識しましたが,途中でやめました。 -もっと実現したいことが増えたからです。 -一言でいえば,「自由に数学的探究をするための場所」でありたいと思ったからです。 -初等幾何的な意味での「作図の役割」とは違うものを求めたといってもいいかもしれません。 -それが適切かどうかは,ユーザーつまり,みなさんが個々に判断し,そしていろいろな道具の中から「選択すればいい」と思っています。 **5.4 「即興」でつくる / 議論をしながらつくる という使い方 -「完成品」が授業として適しているというわけでもありません ***「フリーハンドを生かす」授業も,あります。 - **5.5 「どこでもつくれ,どこでも使える」 - 私にとっては,「教育用ソフト」に関しては,それは当たり前であってほしいと思ってきました。 - だから実現しています。 -- webブラウザがあれば,どこでも使えて,どこでも保存し,それを共有できる。 -- webブラウザとローカルファイルとしてのGCがあれば,どこでも使えるし,ローカルな保存もでき,いずれネット経由で共有できる。 -- でも,そういうことは必ずしも当たり前のことではない。