*0.はじめに **0.1 前回の補足 -前回の「教具」,みなさんから「いい感想」が多かったですが,名称を伝えていませんでした。 -ポリドロンといいます。 --東京書籍が扱っています。 --@https://www.tokyo-shoseki.co.jp/polydron/,https://www.tokyo-shoseki.co.jp/polydron/ -他にも,図形関連では,「どういう教具を使うか」は,授業での活動を考える上ではかなり大切です。 **0.2 今後の大まかな方針等 -「外での測定」等を体験してほしいが,「いい天気の日」にしたい。(今日は無理) -「統計」に関して,「素材を探す」ことを課題とし,その「発表や討議」を中心にしたい。 - それ以外に,「普通の授業形態」で,「量」に関することや,「数と計算」に関することを扱っていく。 * 1.「データの活用」とそれに関するレポート課題について **1.1 課題とする「背景」 -データサイエンスの発展とともに,統計の内容はふえている。きっと今後も。 -高校の「情報」などをみると,「いろいろなものを使って」のアプローチに変わっていく可能性も高い -統計は,数学の一部だが,「応用的」つまり,「現実の問題を解決する手段」という側面が強い。 -だから,「なるほどと思える素材」を集められる力がほしい。 -つまり,「いいデータを伴った,いい問題」を見つけることが,第一のねらい -その解決案をつくり,「どこがいいか」を語れるようにする。 -その後,グループや全体での「協議」をする機会の資料としたい。 -まなびネットで集めたものを「アクセスできる形にして提供」 **1.2 教科書等に掲載されている例から - - **1.3 レポートのテンプレート -@num_name_report_2023.docx,num_name_report_2023.docx **1.4 提出場所や期限 -まなびネット -うまく提出できない(ファイルサイズ等)場合は,yiijima@auecc.aichi-edu.ac.jp 宛のメールに添付など。 -(来週実施はむずかしいので,最短で6/12(月)を想定して)6/9(金) 23:59まで *2.「測定」に関して **2.1 以前は,「量と測定」だった -今でも,「量」概念との関わりは不可欠。 -「測定」は1~3学年。それに続くものが,「変化と対応」で4~6年。 -速さなどは「変化と対応」にて。 **2.2 小学校で扱う「量」 - **2.3 4段階 -直接比較 -間接比較 -任意単位 -普遍単位 **2.4 単位の選択や,測定機器の選択 - **2.5 こういうもの,測定したことありますか? - 大きなもの -- 校舎の長さ --- そのためには,どういう工夫ができますか? -- 地球の大きさ --- そのためには,どういう機器を使ってどういう工夫をするといいですか? --- その際、「誤差」はどれくらいになるのでしょう。 -高いもの -- 木の高さ --- そのためには,どういう工夫ができますか? --など -円周率 --記憶として「3.14」は覚えているでしょうけど,それって,みなさんが行った実験の「測定結果」ですか? --どんな方法を思いつくでしょう。 --その方法で普通に取り組んだら,どれくらいの数値になるのでしょう。 - これらに際して --測定のときに必要な工夫は? --子どもが測定するなら,どんなリスクがある? --「理科」が得意なみなさんだから,「こんな実践の工夫ができそう」 *3.課題 - 3.1 今日の感想(まなびネット) - 3.2 「データの活用」のレポート作成(6/9まで)