*0.はじめに **0.1 『「データの活用」の再提出レポートに関連して -一般的には,最初よりも改善されています。 -でも,次のような点に疑問を感じるレポートもあります。 -- 「データ」がない。 -- データがあっても,「出典(url等)」がない -- 「分析されたデータ」が最初から登場している - これ以上の再提出は求めませんが,今後に生かしてください。 **0.2 「グループでの発表」等から「学んでほしかった」こと - 「測定」や「データの活用」では,グループを使いました。 - きっと「学んでくれているはず」と思うので,ここでは詳しくは触れません。 - みなさんが,「体験する中で感じたこと」には,「いいこと」もあるでしょう。「よくなかった」こともあるでしょう。教員側として配慮しなければならないのではないかと感じたこともあるでしょう。 - それらの総体を,「自分に任されたとき」に生かしてほしいと思います。 *1.数と計算 **1.0 はじめに - 学習指導要領の中での比率と比較すると,この授業の中で扱う「数と計算」での回数は少ないです。 - それは,ある意味で,「みなさんが受けてきた算数・数学教育の中で,きっと弱かったのではないか」というところに力点をおくと,他に時間を確保したかったからという理由が大きいです。 - 逆にいえば,「数と計算」に関することは,特に「習得」の観点からみれば,みなさんはかなり理解し,習熟してきたことが多いはずだと思います。 - そういう意味では,「教員として理解しておく方がいいこと」や「大学生として理解しておくといいこと」に,少し力点を置きながら,限られた数回を生かしていこうと思います。 **1.1 加法の意味 - 小学校の教科書では,「加法を適用するのに適した場面」をもとに,加法を学んでいきます。 - 子どもは意識していないかもしれなけいけれども,教員側はそのような「意味」を意識して,教科書を読んだり,授業をしたり,問題をつくる必要があります。 - 具体的には? **1.2 減法の意味 - 同様に,減法の意味は? **1.3 「加法の場面なのに,減法を使う」とか,「減法の場面なのに,加法を使う」ということもありうる。 - 順思考とか,逆思考とか言われることもあります。 **1.4 数の体系と演算可能性 - 「数」にはどういう種類があるでしょう。 -- 大学生としての理解 - それを拡大していく原理は何でしょう。 **1.5 数の拡大と共に... - 抽象性の拡大 -- 数の意味の変化 -- 演算の意味の変化 - 形式不易の原理 -- 「守る」もの -- それに伴って「失う」もの - 「存在するのか?」 -- 虚数って,ウソの数? -- 実数って,本当の数? -- 自然数って,自然な数? -- 「1/2と2/4って,同じ? 違う?」 --- 大学生としての理解は? *2.課題 - 2.1 今日の感想(まなびネット)