*0.はじめに **0.1 前回,「急遽」でごめん。 -通常,そういうときには,「代替課題」を用意しておくのですけど。 -その有力な素材は,「データの活用」のレポート作成です。 -みなさんだったら,きっと得意だと思います。 -ようするに,「統計データを使って,現実の問題について考える」 -- いずれ扱うので,「どんな問題がいいか」「どんなデータが使えそうか」「どんな統計的知識や方法が使えるか(学ぶか)」なとを念頭に置きながら,目星をつけておいてください。 **0.2 「こんなの」ちょっと気になりました。 --@https://wedge.ismedia.jp/list/wedge,wedge11月号 ***みなさんはどう思いますか? -正解主義 -「問いをたてること」の価値 -算数って,.... -社会科って,... **0.3 今日の内容は,現行では「数学的活動」 -「問題解決の過程や結果を,具体物や図などを表現する活動」 -でも,「式」注目して考える機会をつくる方がいいのでは,どいう配慮 *1.「式の表現と読み」など **1.1 「今の学習指導要領や解説」では,表に出ていない -今回扱う「式の表現と読み」は,前回の学習指導要領で「数量関係」にあった項目です。 -前回だけでなく,その前もずっと,いろいろな名称で盛り込まれていました。 -今回の学習指導要領では,「数と計算」あるいは「数学的活動」の中に位置づけられているともいえますが,... **1.2 「内容に則して指導する」のでないと,先生方が指導しにくかったということか? -一方,「考え方」を中心に単元や教科書を構成しても,実際に授業をする先生としては,困ったのかもしれません。 -「考え方」というのは,「汎用」のものなので。 **1.3 でも,大学生が,「算数」について理解する上では,....きっと大切。 -「思考力・表現力・判断力」などに焦点をあてるなら,.... - 式とは,答えを出すための手順を表しているものとした「だけ」の理解では,「浅い」 - 前回,「連立方程式」よりも,「表をもとにした関数の考え」の方が,ずっと「思考」を感じられたと思いますが - そういうものとして,「式」を見ることができるようにしたい。 **1.4 「数学的活動一覧」から - 数量や図形を見いだし,進んで関わる活動 - 日常の事象から見いだした問題を解決する活動 - 算数の学習場面から見いだした問題を解決する活動 - 数学的に表現し伝え合う活動 *2.具体例から ** 2.1 「教科書にある典型的な例」から - ** 2.2 前の事例の中で... - 「10=1+2+3+4」に関する解釈 - つる / かめ - 三角形の方で,「どう考える?」 - 四角形の方は,? ** 2.3 式をつくりながら,....なにかに気づく。 - ** 2.4 「式」はアイデアを表現するものであり,式からアイデアを読み取ることもありうる。