*0.はじめに -インフルエンザでの欠席連絡が増えています。 --「かからないための工夫」も「かかったときに自分を守る」ことも,「他人を守る」ことも大切です。 --高校と違って大学では「公欠」という概念はありません。 --正式には,教務企画課に届けることで,「特別欠席」が認められます。 --しかし,特別欠席は,「欠席としてはカウントしない」というだけであって,学びを保障するわけではありません。 --みなさんが活躍するとき,「まなびのサポート」あるいは「代替方法」の検討はきっと不可欠で,この授業での体制は一つのサンプルとして,参考にしてください。 ---ただ,先週の動画作成はちょっと障壁があって,まだおわっていないのですけど。 -今年,データの活用に関する扱いが不規則になってしまったこともあり(名鉄不通の影響などもあって)例年と少し違った時間の使い方になっています。 -迷ったのですが,図形の中で,立体に関わることはきっと手薄なので,今回,そのことを扱っておきたいと思います。 -小学校の算数で「立体」に関わる学習内容として扱われることは教科書等を見ても,それほど多くないし,深さも感じません。しかし,少し深めてみると,そのちょっと向こうに,あるいは算数以外の教科との関わりで,立体あるいは空間との関わりはかなり奥が深いものであることを実感すると思うのです。 **いつもよりも,あっさりと,数多くの話題に触れられるようにしたいと思います。 -2回分くらいを1回で,かな。 **しきつめ君JS -オンライン保存したとき「最後」に追加されることと,リストをまとめて表示できるようになっていないのを改変する余裕がないので申し訳ないけど,たぶん保存できるはずと思います。 -うまくいかなかったら,ご指摘ください。 *2. フリーハンドのスケッチに関連して **2.0 「図をかく」のは簡単ではない -いろいろな意味で,「図形の基本」の一つは,「図をかくこと」です。 -「図」には本当はいろいろな目的も方法もあります。 -その中には,算数らしいものもあれば,理科的なものも,図画工作的なものもあります。 **2.1 景色のスケッチから - 紙上に,提示された課題での景色のスケッチを描いてみてください。 - 「的確なスケッチ」を描ける人は,どこかできちんと「学んでいる」方です。 - 普通のカリキュラムの中で,それを明示的に指導する場はないかもしれません。 - あるとしたら,図画工作あるいは美術であったり,総合的な学習だったりするかもしれません。 - しかし,現実にみなさんが眺めている景色を意識化してみることは,意味があると思います。 **2.2 内輪差の仕組み - たぶん,きちんとかける人はごく少数です。 - 教員研修等でも,ほとんどかけません。中学校・高校の先生でも。 - でも,50代以上の方はかけます。きっとどこかで学んだのでしょうね。 - 「かけること」そのものを学ぶというより,「そういう図」の接し方が「図形の学び」にはかなり存在していることを知り,そういう突破口があったら,自分も子どもの学びの入り口として生かしていくことが大切でしょう。 *** 今年前期にびっくりしたことが.... -「検索」はいまどきの大切な方法ですが,「いつも正しいはず」なんて考えていると危ないということを,今年前期に,複数の授業で実感しました。 -それを再体験してみたいと思います。 *** 「その後」で使う予定の映像 -わかりやすい映像 --@https://www.youtube.com/watch?v=olwT6NB7BEI,https://www.youtube.com/watch?v=olwT6NB7BEI -電車に関わって,「内輪差はなぜなのか」を問いとした。 -でも,もう一歩踏み込むなら,「トラック等は内輪差という『あぶない現象』があった。電車では内輪差はないなら,そういう危ない現象はないのか?」とするのが「生活教育的な視点」からは大切だったかもしれない。 --@https://www.youtube.com/watch?v=MIkGXXLEe6s,https://www.youtube.com/watch?v=MIkGXXLEe6s --@https://www.youtube.com/watch?v=rXqT0e_Bxuk,https://www.youtube.com/watch?v=rXqT0e_Bxuk -基本的には,小学校というよりも,中学校的な教材 *3. 立体 -算数の中で扱う「立体」は,それほど多くはありません。また,その機能を考える観点もそれほど多くはありません。 -しかし,理科・図画工作や,広くものづくりやデザインなどを考えたり,身近な物体を理解することを考えると,無味乾燥に名前を覚えればおしまいというものではないといえるでしょう。 -学習内容としては,ちょっと中学校寄りになりますが,立体に関わることを,いくつか検討してみたいと思います。 **3.1 基本的な立体の名前 - ** 3.2 見とり図や展開図 - ** 3.3 ポリドロンを使って,「正多面体」について考える -ポリドロンというのは,教具です。 - ** 3.4 算数的に,正多面体などについて検討してみる - *4. 課題 ** 今日の感想