*0.はじめに **0.1 残りは「授業」2回 「テスト」1回 - 今日 - 7/26 - 8/2(テスト) *** 7/26は全体をふりかえることを中心に -テスト対策というわけでもないけれど *** 7/19は,「ちょっと違うこと」を -私が研究等で取り組んできたことの中心は,「GC」という動的幾何ソフト(作図ツール)の開発と,それを使った教材研究や授業研究 -それは,CIIという授業の中で,半年かけて扱っている。 -みなさんの学年では,2年後期にCIIを受講するグループのみを対象にできるだけのはず。 -そのグループが,義務前半/後半なのか,高校数学なのかは,まだわからないけど,みなさん全員ではない。 -本学の数学に特徴的な授業ではあるはずで,小学校との関わりも配慮しつつ,1時間扱ってみたい。 -- テストの範囲にはしない **0.2 「すべてのことに終わりはある」 - 1989年10月からここにきて,いろいろなことをしてきました。 - 楽しいことの連続でした。 - 「教育と数学に前向きなみなさん」との日々は,きっと他では味わいにくいことです。 - でも,それも,後1年半で終わります。 - みなさんの学年でいえば, -- 1/3の方々(つまり,この教室にいる,みなさん)に,この授業を行い, -- 来年の後期に,1/3の方々に,CIIの授業をする。 - CIIを受講するのが,義務1班か,高校数学かは未定なので,高校数学なら,全員が,そろそろおしまい。義務2でも,半数はそろそろおしまい。 **0.3 CIIのような授業は,「他ではやっていない」 - だから,「ちょっと経験しておいていただくのもいいかな」と。 *1.広くいえば,教育でのICT活用 ** 1.1 約35年の中で,いろいろなことを提案してきました。 - たとえば,「授業を撮影して,オンデマンドでも配信できるようにしてみて,コロナ禍などへの対処を実験してみる」ことをやっている人は,本学では他にはいません。 - 国内でも似たようなことをしている人は少ないでしょう。 - でも,海外だったら,いるんじゃないかな。そういう実験をする人も。 - それは,「未来に生きる実験」だと思うから。 - 私にとって,大学は,資格を提供するだけの場所ではなく,いろいろな提案を目指して,いろいろな実験をする場所です。 ** 1.2 いろいろな人とコラボをしながら,いろいろな授業を作ってきました。 - 一番のフィールドは,附属名古屋中学校でした。 - 附属高校は,3年間校長をしたので,違う意味での,大きなフィールドでした。 - それ以外に,国内のいろいろな中学校・高校の先生方ともコラボをしてきました。 ** 1.3 その中核は,「コンピュータ」であり,「インターネット」。 - GC(Geometric Constructor)というソフトの初版を作ったのは,1989年。 -- その後,windows版, Java版をへて,2010年から,html5版に(GC/html5) - webサーバを稼働したのは,1995年。 - 「デジタル教科書」との関わりを持ち始めたのは,2000年あたりから -- 最初は,文科省のプロジェクト -- 啓林館の教師用デジタル教科書で使われるようになって,もう10年近くになる。 -- R7の教科書からは,紙の教科書からも ** 1.4 この30年,数学教育はあまり変わってこなかったけど - 昭和の最後から,平成を経て,令和になったけど,きっと数学教育の現実は,あまり変わってきませんでした。いろいろな提案をしてきたけれど。 - でも,世の中は,かなり変わってきてしまっていますし,今後大きく変わりそうです。 - 学校教育が変わるのか,変わらないのか,よくわかりません。 - ただ言えるのは,「みなさんにとっての,今後の30年は,おもしろそう」 - そして,その中で「みなさんに期待されることも,きっと大きい」 **1.4 今日の中で,実感してほしいこと *** 「数学」と「探究」 - 文科省の言い方でいえば,「習得・活用・探究」の学習プロセスが大切。 - まちがいなく,「習得」はとってもよくわかっている。 - 「活用」も,きっと,よくわかっている。 - でも,「探究」は,あまり体験していないかもしれない。 - 「そういう授業を経験していないから」 *** 「数学」と「コンピュータ」 - 「受験校の先生」は言います。 -- 本当の力をつけるには,コンピュータなんて使いません。 -- 本当の力って,なんでしょう。 -- きっと,大学入試です。 -- でも,大学入試の「先」にあるのは,「それらを活用して仕事をすること」 - 入試がなくなるはずはないけど,入試も変わりつつあります。 - 「スマホ禁止」だったけど,「タブレットは文房具」に変わってしまいました。 - コンピュータを使うと,数学は面白くなるのか? - どうでしょう。 *** 「ライブ感のある授業」 - 今日,うまくできるかどうかはわかりません。 - 名古屋中はじめ,いろいろな「師匠」の,いい授業をみてきました。 - 授業って,「教師が教えるもの」じゃなく,「生徒と一緒につくるもの」だと,私は実感しました。 - できるだけ,「まね」をしてみたいと思います。 *2. 作図ツール,動的幾何ソフト,....としてのGC/html5 - 今日使うのは,私が開発した,GC/html5です。 -- みなさんが教員になったら,目にすることでしょう。教科書とも連携しているから。 - 初版は,1989年。初めての授業は1990年(上越教育大学附属中)。名古屋中で研究授業をはじめるようになったのは1991年かな? - 「図形を動かして調べるためのソフト」です。 -- 同じようなソフトは,当時は,cabri(フランス), Geometer's SkatchPad(アメリカ), GeoBlock(日本IBM)など,いろいろありました。 -- その後もいろいろなソフトが発展していて,有名なものとしては,次があります。 --- GeoGebra (今,一番元気) --- シンデレラ -- 私は,「そういう種類のソフト」の総称として,「作図ツール」という名前を提案しました。 -- 他にも,いろいろな名称が提案され,使われてきました。 --- 動的幾何環境 (dynamic geometry environment) --- interactive geometry software --- 動的幾何ソフト(dynamic geometry software) *3. 「作りながら」使うことにします。一緒に「探究」してみてください。 ここから先は,下記を使うことにします。 - 最初は小学校との関わりもかねて --@http://yiijima.sakura.ne.jp/GCs/yiijima/gchtml/gc_00023-0719-01.htm,この「四角形」から。 -代表的なサンプルは --@http://www.auemath.aichi-edu.ac.jp/teacher/iijima/iijima.htm, 私のwebにもはってあるから,それを使うかもしれないし - ここに,アドリブで「作りながら使う」かもしれない。 --@http://yiijima.sakura.ne.jp/GCs/yiijima/, ここ(飯島用オンライン保存) -ま,臨機応変にできるのは,「今の時代のいいところ」。 -- こうなるまでには,最初から数えると,20年経過した。 -- 「こう」って,どういうことかは,また,別として ** 今日,図や問題は出すけれど,「なにがおもしろい」のか? 「次になにを考えたいのか」などが重要。 - 主体性を握るのは,「みなさん」です。 - いろいろなことを進めていくエンジンは,「対話」であり,「言語活動」です。 - でも,数学だから,きっと「証明」とかもしてみたくなるよね。 ** なお,CIIでは,これを使って半年取り組む -今年の前期の授業はこんな感じ --@http://www.auemath.aichi-edu.ac.jp/teacher/iijima/2023_mathEdC2A/, 授業のweb -もし,受講することになったら,また,よろしく。 *4.課題 -今日の感想(まなびネット)