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附高生にチャレンジ
**49(11/27):納得できる, ダーツのチームつくり -11/17に附属岡崎小学校の生活教育研究協議会があり, 算数科の3つの授業, 加藤実践, 山口実践, 大久保実践に参加させていただきました。 -今回, その中の大久保実践を取り上げたいと思います。
-5年1組では, 教室にダーツを設置し, みんなで楽しみながら記録を残しています。 -5の1ダーツ大会でチーム戦を行うにあたり, 「力のバランスがとれた納得のいくチームを作りたいな」ということになりました。 -これまでの記録をもとに, どのようにして, チームをつくったらいいかに関して, 公開授業の中ではいろいろな議論が生まれました。 -小学校での「平均の学習」としては, 「多くの記録から平均を求めることのよさ」などが, みんなが納得する点となりましたが, 高校生の観点であれば, きっといろいろな観点からの主張を, データの分析を伴って「納得させる」ために行うのに, とてもおもしろい素材だと思いました。 -今回のデータは, 次のような点で, とても特徴があるのです。 --自由に練習した記録なので, データ数が人によってかなり違う(20回~418回) --当然, 「どれくらい練習をしたか」の量も人によってかなり違う --得点の仕方は, 5の1独自の方法 --教室の後ろには詳しい記録表が掲載してありました。
-教科書的な「統計の問題」なら, データ量が揃えてあるのが普通で計算しやすくなっているのが普通です。でも, 私たちのまわりの「現実」を考えると, むしろ, こういうばらつきのあるデータの方が, 「よくあるデータ」なのではないかと感じました。 ? -5の1の記録表が下記にあります。 -(1)この表をもとに, 「納得のいくチームつくり」をしたいと思います。 -(2)提案とそのための統計的な処理のプランと, 具体的なデータの分析結果を提案してください。 -- もし, 30人とか32名のように, 同じ数に分けられるとしたら, どうでしょう。 -- 実際の児童数は31名。チームは同じ人数にできないので, 難しいですがいい方法はありますか? -(3)その他, このデータを分析することで見つかることを教えてください。 -
データ
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Excel形式
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csv形式
--(大久保先生からいただきました。個人名を消して, 試行回数でソートしています。) ??