1. はじめに
- 研究授業などを考えるとき,「教科書の意図」を中心にしながら,「カスタマイズ」するのが,もっとも基本的でしょう。
- GCなど,ICTを使うときには,もう少しダイナミックなカスタマイズが可能なこともあります。
- 「解説」に使うのと,「問題提示」に使うのと,「グループでの活動」に使うのでは,いろいろなことが変わってきます。
- 発展的なところまで目標を広げることも,背景にある数学的概念や方法を広げられることを実感することもあります。
- ちょっと挑戦的な授業を考える機会があったとき,教科書の構成からは「離れた」方がいいこともあります。
- 特に,課題研究とか,理数探究とか,あるいは,SSH独自の取り組みとして考えるというような場合には,「新しい突破口」を探すための手がかりとして考えることもあるでしょう。
- そういう意味での教材研究を,ここでは考えてみたいと思います。
2. 構成
教科書の周辺
- 中学校や高校の教科書の単元や教材を元に考えるというスタンスでの記述をしたいと思います。
- 議論の俎上にのぼった話題から五月雨式に追加するので,必要に応じてリクエストしていただいてもいいかと思います。
トピック
- 教科書以外に,なにかをきっかけに先生方が話題にするようなことがあります。
- 最近では,令和6年度の全国学力・学習状況調査の問題が該当します。
- 中学校の先生方,高校の先生方が話題にしそうなこと,それ以外という感じでまとめたいと思います。
- それ以外として,今のところ,「幾何学」としていますが,追加等もするかもしれません。
オリジナル
- これは,未来の数学教育に向けての提案という側面が強いです。