シームレス
1. 最も多くの方が目にするのは,「教科書のQR」の先かもしれません。
2. もう少し選択肢が用意されたものとしての「教師用デジタル教科書」
- これは啓林館の商品ということになりますが,先生方が「もう少し工夫したものを,もう少し多く扱いたい」と思えば,教師用デジタル教科書や生徒用デジタル教科書にあるものを使えます。
3. さらに選択肢を広げたければ,さまざまなコンテンツ
- さらに独自のコンテンツを使いたいと思われる先生方には,web上にもいろいろなコンテンツは用意されています。
- この領域は商品ではないので,啓林館のビジネスではありませんから,啓林館が直接責任をもつわけではありません。
4. 既存のものではなく,自分でもつくれる
- web上にあるいろいろなコンテンツを「使う」のでは物足りない方はぜひ,「自分でつくってみる」ことをおすすめします。
- ちょっとつくって使うだけなら,「共用」につくるのもいいでしょう。
- 「自分だけ,自分の学校だけ」が使うフォルダに保存したいというニーズがあれば,対応いたします。
5. 学校で使っている教材配信システム等の中で使う
- オンライン保存されたものへのリンクを使うこともできます。
- オンライン保存したhtmlファイルをダウンロードして,そのファイルを配布することもできます。
6. 使える機能にも段階がある。
- QRコンテンツ版 / 誰が使っても迷わないようにするための機能制限。
- 通常版 ビューアモード / 上記よりも少し機能を増やしている。
- 通常版 標準モード / 中高生にとって基本的な機能。
- 通常版 エキスパートモード / いろいろな機能を追加している。
7. 「動的幾何ソフト」としての他のソフトへの移行
- GCが実現している環境では物足りなくなったら,このジャンルのソフト,つまり動的幾何ソフトとして,「次に使うといい」ソフトはいろいろあります。
- 黎明期から続くものとしては,cabriなどがあります。
- 物理的なシミュレーションやスクリプトの利用には,シンデレラもあります。
- 高校で,数式との関わりも扱いたいならGeoGebraもあります。
8. 他の種類のソフトとの連携
- 測定データ等をExcelで利用することもありえます。
- 数式処理だったらWoframAlphaやmathematicaを使うとか,Pythonなどでのプログラミングをするなどという方法にもつながっています。
- それらはあくまで,「取り組んでいる問題」を中心に,「どういう道具を使うとさらに探究を深めていけるだろうか」ということが判断の基準になりますが,そのように,道具もシームレスにつながっているし,時代とともに発展・変化していくものであり,そういう道具とのつきあいもこれからの時代には大切なのです。